フコイダンとは?フコイダンのサプリメントやフコイダンの効果や1日の摂取量について

フコイダンとは?
フコイダンとは、ワカメやコンブなどの海藻に含まれるネバネバ成分のこと。

今から2000年以上前の中国で、秦の始皇帝が「不老長寿の薬」としてフコイダンを愛用したり、日本でも平安時代の本に「腫れ物を治す」という記録が残されるなど、古くからその薬効は知られていましたが、フコイダンと名づけられたのは1913年以降。成分のつくりがとても複雑だった為、本格的な研究が始まったのは最近になります。

フコイダンは海藻の表面に多く存在し、海の中でダメージを受けないよう守ってくれていますが、成分には免疫力UPや抗ウイルス&抗アレルギー、胃粘膜の修復や保護などたくさんの効能があり、生活習慣病の予防や改善に良いといわれています。

さまざまな改善効果が期待できるネバネバ成分はモズクやコンブ、ワカメ、ヒジキなどの海藻に含まれますが、フコイダンの量が多いのはモズクです。またワカメだと根元部分のメカブに成分が多く、コンブを選ぶ場合はガゴメコンブがおすすめです。

研究が注目される「ガン細胞」への効果
フコイダンの研究で最も注目されているのが、ガン細胞への効果です。

フコイダンにはアポトーシスと呼ばれる、ガン細胞が自ら消えていくように促すチカラがあります。アポトーシスは健康な細胞には作用せず、ガン細胞にだけピンポイントで効果を発揮してくれるので、今後の治療や予防への活用が期待されています。

また、病気にならない為には免疫力UPがポイントですが、フコイダンには体の中にある免疫細胞の一つ、ナチュラルキラー細胞のチカラを高める働きがあります。自らの免疫力を強化すれば、ガン細胞やウイルスに感染した細胞としっかり戦ってくれるので、良い予防策になるといわれています。

さらにガン細胞が増えると、ガンが成長する為に新しい血管を作ることがわかっていますが、フコイダンを摂取すると新しい血管を作らせないようにしてくれるので、ガン細胞の増殖や転移の予防に有効と考えられています。医師の間でもフコイダンのガン細胞への効果は注目されていますが、まだ研究段階である為、医薬品として認められているものはなく、治療や予防効果の立証には少し時間がかかりそうです。

胃ガンの原因となるピロリ菌の除去にも
もう一つ、ガン予防の対策としてピロリ菌への効果が期待されています。

ピロリ菌とは胃の粘膜に住みついてダメージを与える菌のこと。胃潰瘍や胃ガンの原因になることがわかっていますが、10代では約20%、40代では約70%もの人が菌を保有しているというデータもあり、早めの対策が重要といわれています。

フコイダンは胃に入ると粘膜にピタッと張りついて、炎症などを修復したり胃を守ってくれますが、粘膜に住みつくピロリ菌もしっかりと付着させ、そのまま胃の外に排出してくれる為、体にダメージを与えずにピロリ菌を除去してくれるのです。

また抗ウイルス&抗アレルギーにも効果を発揮する為、インフルエンザや鼻炎、花粉症対策にも◎。最近では老化をブロックする強い抗酸化力も注目され、シワやシミをつくらせないように働きかけるアンチエイジング対策として化粧品に利用されるなど、スキンケア成分としての人気も高まっています。

1日の摂取量は1g~3g。お酢と一緒に摂るのが◎
フコイダンの摂取目安量はさまざまな研究データから、1日1g~3g程度が良いといわれています。

モズクやコンブ、ワカメなどの食品から手軽に摂取することができますが、一番量の多いモズクでも1gのフコイダンを摂るのに約1kgも食べなくてはならないので、毎日の食事だけで体に必要な量を摂取するのには無理があります。

ヘルスケアとしてフコイダンを利用するにはサプリメントとの併用がおすすめですが、成分自体が大きい為、サプリメントでたくさん摂っても高分子のままだと体に吸収されないことも多いので、注意が必要です。

お酢と一緒に摂ると成分が体に吸収されやすくなるので、サプリメントの場合は黒酢などが配合されているものを選ぶとよりベター。食事として摂取するときは酢の物が一番ですが、フコイダンは熱にも強いので味噌汁に入れてたくさん摂る・・・というのもおすすめです。



 

Page top

美容・コスメ・サプリメントで使用される成分を一挙解説!

Copyright(C)2016 成分辞典. All rights reserved.


[PR]粋を考察・体感し、心に刻む ~IKOTOKI