グルコサミンとは?グルコサミンのサプリメントやグルコサミンの効果や1日の摂取量について

グルコサミンとは?
人間の軟骨や皮膚、じん帯などに含まれる成分。軟骨を再生する働きに優れており、ヨーロッパでは医薬品として認可。とくに変形性関節炎の緩和に効果があるといわれています。

グルコサミンとはアミノ酸と糖が結びついてできたアミノ糖の一種。動物の軟骨や皮膚、カニやエビなどの殻に多く存在します。人間の軟骨やじん帯、皮膚や爪などにも含まれていますが、とくに軟骨を再生する働きに優れ、私たちのスムーズな動きの素となっている重要な成分です。よくシニアの方で「ヒザや腰が痛い」「関節がキリキリする」といいますが、その多くは軟骨が擦り減っていることが原因!本来、減ってしまった軟骨を再生するのがグルコサミンの役目ですが、体内のグルコサミンは20代をピークに急速に減っていくといわれ、40代では20代の約半分にまで低下・・・。さらに、60代では4分の1にまで減少する為、擦り減った軟骨を完全に再生することができず、関節などに痛みや炎症を起こしてしまうのです。

日本ではグルコサミンは「足腰やふしぶしに効く」サプリメントとしてシニア世代や体を酷使するアスリートから絶大な信頼を得ていますが、ヨーロッパでは関節炎を鎮める治療薬などに使われ、主に医薬品成分として利用されています。またアメリカの医師が「老化や肥満が原因で起こる変形性関節炎の緩和にグルコサミンが有効である」と発表するなど、欧米では確かな薬として認知されているほど。とはいえ、軟骨の再生にはある程度、時間がかかるというデータもあり、効果の実感には半年から1年は続けることが重要です。

グルコサミンとコンドロイチンの違いは?
コンドロイチンやヒアルロン酸の素となっているのがグルコサミン。単に軟骨の再生、関節痛の緩和という効果だけでなく、あらゆる加齢悩みの解決にもグルコサミンは効果的です。

よく、グルコサミンの類似成分としてあげられるのがコンドロイチン。サプリメントではセットで配合されることが多く、どちらも足腰や関節の痛みに効くといわれていますが、グルコサミンは軟骨の再生を促すアミノ糖、コンドロイチンは軟骨が擦り減るのをブロックするムコ多糖類の一種であるため、厳密にいえば成分や効果には違いがあります。

コンドロイチンを配合することでグルコサミンの効果がUPするという研究データもあるほど、2つの成分の相性は抜群ですが、実はコンドロイチンの素となっているのがグルコサミン。人の体内にあるコンドロイチンも年々減っていくといわれていますが、それは原料となるグルコサミン不足が原因。グルコサミンは20代をピークに60代で25%まで減少するといわれますが、コンドロイチンの方は50代を過ぎると5%にまで低下!!ですから50歳を過ぎると急にヒザや腰、関節痛に悩む人が増えてくるのです。

さらに、優れた保湿効果で美肌には欠かせないといわれるヒアルロン酸もグルコサミンから作られます。
ヒアルロン酸といえば肌の構成成分・・・というイメージが強いですが軟骨などにも多く含まれ、そのうるおい力で潤滑油のような働きをしてくれています。しかし、原料となるグルコサミンが年々減っていくことから体内のヒアルロン酸も減少・・・。とくに40代以降に急激に失われるといわれているため、関節の痛みだけでなく、たるみやシワなどの肌老化をひきおこすのです。このようにグルコサミンはコンドロイチンやヒアルロン酸にも深く関わることから、単に軟骨の再生、関節痛などの緩和・・・という効果だけでなく、加齢にともなうさまざまなトラブルの解決にも大きな影響を与えるのです。

吸収効果が3倍!N-アセチルグルコサミンの実力とは?
グルコサミンのなかでもとくに軟骨などへの実感が早いのがN-アセチルグルコサミン。また体内でヒアルロン酸に変換してくれるので、肌年齢を感じたダメージ肌のレスキューにも。

最近、サプリメントなどで軟骨などへの実感がとくに高いといわれているのがN-アセチルグルコサミンです。一般的に、カニやエビなどの殻からグルコサミン成分を取り出す場合、塩酸や硫酸などを使って短時間で抽出しますが、N-アセチルグルコサミンは酵素分解という方法で時間をかけて抽出していきます。そうすることで人の軟骨や皮膚などにもともとあるグルコサミンに近い特長を保つことができるため、体への吸収が3倍も高まるというデータもあります。

また、一般的にグルコサミンの効果を実感するには半年から1年後とやや長め・・・いわれますが、その理由は体で有用成分として活躍するまでに時間がかかるから。もともと、サプリメントなどから摂取したグルコサミンは体内でN-アセチルグルコサミンに変換。変換されてから、軟骨などへの効果を発揮したり、コンドロイチンやヒアルロン酸などを作ったりするため、最初からN-アセチルグルコサミンを摂取する方が効果までの実感が早いといわれています。

N-アセチルグルコサミンが優れているのは吸収率の高さや、軟骨などへの効果の即効性だけではありません。グルコサミンから作られるヒアルロン酸は高い保湿作用で知られていますが、成分そのものが大きいため、サプリや化粧品などで摂り入れても約1割程度しか体に届かない・・・といわれています。しかし、届きやすいN-アセチルグルコサミンを摂取すれば、体内ですぐにヒアルロン酸に変換されるので、成分を直接摂るよりもうるおいや美肌効果をいち早く実感しやすく、肌年齢を感じたダメージ肌のレスキューに効果的なのです。

1日の摂取目安量は1500mg程度。
グルコサミンは食事からも摂ることができますが、習慣づけることが難しい食材が多いのでサプリが◎。確かな効果を期待するには最低でも半年くらいは続けることが大切。

グルコサミンを多く含む食品には大きく分けて動物性と植物性のものがあります。まず動物性のものですが、カニやエビの殻、桜エビ、鶏・豚・牛の軟骨やフカヒレ、うなぎなどに多く含まれます。一方、植物性のものとしてはオクラやヤマイモ、なめこなど、ネバネバ成分からグルコサミンを摂取できます。とはいえ、どれもふだんから常食できる食材とはいいがたいため、足腰や関節の痛み、悩みなどを本気で改善したいということであれば、サプリメントでしっかり習慣づけることが大切です。

サプリなどでヘルスケアや美容ケアの効果をしっかりと狙うならば1日の摂取目安量は1500mg程度がベター。とくに軟骨のあたりが痛む・・・といった悩みや変形性関節炎の緩和には軟骨が擦り減るのを防いでくれるコンドロイチンや潤滑油の働きを持つヒアルロン酸も摂取できるサプリメントを選びましょう。

また、注意しなくてはならないのが副作用。グルコサミンサプリの多くはカニやエビなどから抽出されますが、甲殻類のアレルギーを持つ方はフカヒレや植物由来のグルコサミンを選ぶよう、必ずチェックしてください。またグルコサミンを摂ることで血糖値に影響を与えることもあるため、糖尿病や高脂血症の方は医師に相談してから摂取を始めましょう。妊娠中や授乳中の方も控える方が望ましいです。

さらにグルコサミンは変化を感じるまでに時間がかかるといわれているため、痛みの緩和やスムーズな歩行など、確かな効果を期待する場合は少なくとも半年くらいは続けた方がよいでしょう。



 

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