カルシウムとは?カルシウムのサプリメントやカルシウムの効果や1日の摂取量について

カルシウムとは?
主に骨や歯などを生成している栄養素。人体に最も多く含まれるミネラルで、その量は体重の約2パーセントを占めます。体内カルシウム量の維持は難しく、外からの摂取が必須

骨や歯を作る素!として知られているカルシウム。人体に最も多く含まれるミネラルで、その量はなんと全体重の約2パーセントといわれています。体内の構成成分としての働きだけでなく、筋肉の収縮、神経の興奮伝導、動脈硬化や高血圧の予防、ホルモン分泌の調整など、生理機能を調節する重要な役割も担っています。

乳製品・海藻・大豆・小魚・ごまなど、さまざまな食べ物に含まれているカルシウム。にも関わらず、日本人の多くは慢性的なカルシウム不足といわれています。その大きな原因として、カルシウムは一度にたくさん摂取しても体に吸収できる量が限られ、体内に維持し続けるのが難しいからだと考えられています。例えば、同一食品からカルシウムを摂取しても、食事の摂取量や含まれる成分、年齢や心身の健康状態、服薬の有無などが細かく影響し、その吸収率が変わってしまうほどデリケートな成分なのです。

このようにカルシウムは体にキープし続けることが困難ですが、そのカルシウムを貯蓄する倉庫のような役割を果たす場所が体に備わっています。それは「骨」。血液内のカルシウム濃度が下がると、骨に蓄えられたカルシウムは少しずつ体内に溶け出し、血中のカルシウム濃度を一定に保ちます。しかし、過度なダイエットなどでカルシウム不足が長期的に続くと、骨からどんどん成分が奪われてしまうので骨粗しょう症の原因に!また、女性の閉経の際には、急激なホルモン減少の影響で体内の骨量が減る為、カルシウムが血管に沈着して動脈硬化をひきおこすこともあります。

カルシウムの継続摂取で年齢ジワも改善!
お肌にとってもカルシウムは大切。体内のカルシウム量を保って新陳代謝を促し、みずみずしい肌をキープしましょう!

カルシウムといえば元気で強い体を保つための健康成分というイメージが強いですが、実は若々しい肌をキープするためにも必要な成分です。

一般的に肌の表皮は、表面に近い方から角質層・顆粒層・有棘層・基底層の4層構造になっています。細胞はまず基底層で生まれ、徐々に肌の表面に押し上げられながらターンオーバーと呼ばれる代謝を繰り返していきます。その過程で、顆粒層の顆粒細胞が角質層へと変わる際に大切な役割を果たしているのがカルシウム。カルシウムは顆粒層に多く存在し、顆粒細胞を「潤いに満ちた角質層」に変化させる役割を果たしているのです。

つまり、正常な肌サイクルへと常にキープし続けるにはカルシウムが必須!年齢を重ねるとターンオーバーの周期が乱れ、さまざまなトラブルを引きおこしてしまいますが、肌内部のカルシウムが不足すると、新陳代謝を行う力がさらに衰えてしまうため、くすみやシワ、シミなどといった肌老化が進んでしまうのです。化粧品では改善できない年齢ジワもカルシウムの継続して補ってあげることでケアすることができるのです。

ストレスの軽減にもカルシウムは活躍
カルシウムには脳神経の乱れを完全するチカラがあるため、マグネシウムと一緒に摂取することでストレス軽減にも効果が。カルシウムとマグネシウムの摂取バランスは2:1が理想。

体内のカルシウムは約99%が骨の形成に使われます。残りはわずか1%しかありませんが、体に関わる重要な生理作用を担っています。その作用のうちとくに注目されているのが、脳の神経細胞の乱れを改善し、興奮を鎮めてくれる働き。つまり、カルシウムを摂取することでストレス軽減の効果も実感することができるのです。

しかし、その役割を果たすにはマグネシウムも一緒に摂ることが必須。両者は、一方が増えると、もう一方が減る関係にあり、カルシウムとマグネシウムのバランスが崩れてしまうと、精神の乱れやイライラの原因になり、心身のバランスを崩してしまうことになるのです。そのため、血中のカルシウムとマグネシウムの理想的な割合を2:1にするのがベター。ですから、ストレスを軽減する目的でカルシウムサプリを選ぶ際には、マグネシウムの配合率もしっかりチェックする必要があります。

また、ストレスを感じると、カルシウムの吸収を妨げる副腎皮質ホルモンという物質が体内に分泌されます。すると、せっかく摂取したカルシウムもうまく吸収されず、尿と一緒に排出されてしまうので要注意!つまり、ストレスを感じればカルシウム不足になり、さらにストレスを感じてしまう。そんな悪循環に陥る前に、日ごろから継続したカルシウム摂取を心がけましょう。

カルシウムの過剰摂取は健康の敵!1日の摂取目安を厳守
薬やサプリメントからの過剰摂取には注意が必要。1日の摂取目安である2,300グラムを厳守しましょう。

カルシウムは体にさまざまな改善効果をもたらしてくれますが、長期にわたって過剰摂取すると、泌尿器系に結石ができたり、血中のカルシウム濃度が高くなる高カルシウム血症のリスクが高まってしまいます。しかしそれは、一般食品からの摂取によるものではなく、薬やサプリメントによるカルシウムの過剰摂取が起因すると考えられています。

そのため、カルシウムの摂取量の1日の目安は成人男性で650㎎~800㎎、成人女性で600㎎~650㎎。薬やサプリメントを利用する際にもこの上限摂取量を超えないよう十分注意しましょう。また、カルシウムと一部の医薬品は、相互の効果に影響することがあります。薬を飲んでいる時は必ず医師や専門家に確認してからサプリを摂取するようにしましょう。カルシウムの効能をリスクなく、しっかりと実感するには、用法や摂取量などをきちんと守ることが肝心です。

またビタミンDはカルシウムの吸収を助けるサポート成分、ビタミンKも骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ役割があるため、サプリを選ぶ際はこれらの成分が入っているものを選ぶと、さらに効果が期待できます。



 

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